
絵を描くソフトを立ち上げて
ファイルをひらいて
この絵が出た瞬間に、
なんかがこみ上げてきそうになった。
普段と全然違う色使い。
いつも、描く前に降りて来るから
描きながら、その降りてきたものに
近付けていく作業。
降りてきたものの、再現。
だから、答えはいつも、
描く前には分からない。
なんでコレが降りてきたのか?
分からない。
描き上げた時、
その答えに、涙が止まらなかった。
答え といっても
言葉で入ってくるんじゃない。
曼荼羅が、
グルグル考える頭を突き抜けて、
ダイレクトに語り掛けて来る。

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描き始める前のメモ
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破滅破壊と思ったものが、
安心の世界だった。
ナウシカでいう、
火の七日間のあとや
王蟲たちの突進のあとの
森が生まれ育つような
もののけ姫の、
でいだらぼっちが破壊しつくした後の
森の再生のような。
以前と同じように見えて、
同じではない、森が生まれる
破滅破壊は、
気付きを与えてくれる。
そこを見つめ、
深く自問自答し終えた時
平穏は、やってくる。

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以下、描き終えてみて
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破滅破壊、平穏
この一見、真逆の2つを共存させられるのか?
休憩中、何度も思った。
描いている私と、
休憩中の私との感覚は、違いすぎて
いえば、描いている自分は“降ろしている状態”
描き終えた自分は、客観的に見ている自分。
陽と、地表の境目。
すべてを無に還したかのような
激しい破滅破壊の後の、
純粋な森。
この森の行く末は、果てなど無い宇宙。
どこかの話ではなく、
すべて、私たちの心に在るもの
「そこに在ってよい」
教えてくれるのは、
いつもその偉大な空間。
やはり曼荼羅はその起源通り、
偉大なる宇宙を表しているのだ。
(補足: 曼荼羅は仏教において
宇宙の真理、仏の智慧を
表したものとされてきた)
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